「「サポートしてくれよ」水本裕貴
今日はJ1第4節
18時半からキックオフした試合
途中落雷があり試合が中断
私もスタンドで見ていたがものすごい雨だった。
試合が中止になると見越して帰る人、今日もダメだと思って帰る人、いや今帰ってもどうせずぶ濡れになるとスタジアムで待機する人、今日はきっと勝ってくれると勝利を信じる人。たくさんの人が葛藤した23分間。そして、試合再開。待ちに待った瞬間である。
前半も終了し私はバックスタンドからゴール裏へ移動した。
寿人、寿人‼︎‼︎ あー打てないっ!
入りそうで入らない
チャンスを迎えながらも決めきれない。
あと少し!気づけば時間はあと少し。
頑張れ!
後半もアディショナルタイムもう一回攻撃を見せてくれ。
このまま今日も0対0か〜
と気が抜けていたとき相手のカウンター
止めろ!止めろ!
おいおいおいおい!
ぁっ〜あ〜あ〜ペドロジュニオールのドリブルから小川に入れられてしまった。
放心状態。信じられない。ガックリ。心に穴。
なんと表現すればいいのかわからない。
悔しすぎる。なぜなんだ?
そして無情にも試合終了のホイッスル。
試合終了後
サポーターから大ブーイング。
一生懸命たたかった結果
悔しい敗戦なのは選手が一番わかるだろう。雨の中一生懸命走って球際で負けず後半はほとんどボールを支配してあとは決めるだけだった。
しかし最後で負けてしまった。
選手がバックスタンドからサポーターズシートへ歩いてくる。B6のサポーターはブーイング。中には選手に労いの拍手を送る人も、しかし悔しさが止まらない。
「こんなもんじゃないだろ〜」
「気持ち見せろよ〜」
と怒号が飛ぶ。
選手への気持ちが抑えられないのだ!チームを思うサポーターだからこそ出てしまう言葉だ。
しかし、一生懸命戦った選手に対して「気持ち見せろよ」は腹が立つ。
水本選手はサポーターに向かって何か伝えている。
思いと思いが、ぶつかっている。
水本選手の気持ちもすごくわかる。
私はサポーターはあくまで選手をサポートする立場である。
選手に試合結果や内容は完全に任している。
いわば投資家に株を運用してもらっている立場だろう。
株に対してお金を支払うが状況は変えられない。株価が下がったからといって銀行に対して文句をいっても仕方が無い。
頑張れサンフレ!!